書誌事項
- タイトル別名
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- GROWTH OF <i>PHYLLOSPADIX JAPONICUS</i> MAKINO AT SHICHIRIGA-HAMA, WHERE ARTIFICIAL BEACH NOURISHMENT IS CONDUCTED
説明
本研究の目的は,養浜事業が実施されている神奈川県七里ガ浜海岸に生育する絶滅危惧種エビアマモ(Phyllospadix japonicus Makino)の分布,生育状況,生育環境について調査し,生育実態を明らかにすることにある.ライン調査と面的調査を行った結果,エビアマモは沿岸方向約2.5km,岸沖方向20~150mの範囲に分布し,T.P.-0.8m~-2.7mの潮下帯で確認された.エビアマモの生育場の底質は,砂礫が1~3cm程度被覆した岩盤であった.過去に投入された養浜砂は4年間で4,500m3であり,粒度組成調査の結果から,養浜砂がエビアマモの生育範囲にまで移動している可能性も考えられたが,エビアマモの分布面積は減少していないことが分かった.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_1040-I_1045, 2016
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205353029760
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- NII論文ID
- 130005263190
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可