道路技術者片平信貴の足跡とアーカイブズ

書誌事項

タイトル別名
  • NOBUTAKA KATAHIRA'S ARCHIVES AND CAREER AS AN ENGINEER OF ROAD

説明

わが国の近代道路計画史上のエポックメーキングとなった日本初の高速道路の完成から半世紀を経た.片平信貴(1913-1989)は,戦前から高速道路の調査計画に携わり,戦後の本格的高速道路建設時代には,名神高速道路部長,高速道路静岡建設局長等を歴任し,名神・東名高速道路建設の現場を率いた.本稿では,道路技術者として活躍した片平の著・編による98編の報文・論文・文献とこれら資料の引用や他者が片平について記述した記録や文書等を含めて網羅的に収集した計198編を一次資料として片平と周縁の技術者との関係性に着目しつつ,片平の50年余にわたる高速道路への取り組みの全容を明らかにするとともに日本の高速道路史における技術者としての系譜や位置づけについて考察することを目的とする.

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

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