歩行者系舗装の物理性状と筋活動の定量的評価に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • QUANTITATIVE EVALUATION METHOD OF PHYSICAL PROPERTIES ON PAVEMENT FOR PEDESTRIANS AND MUSCULAR ACTIVITY
  • ホコウシャケイ ホソウ ノ ブツリ セイジョウ ト キン カツドウ ノ テイリョウテキ ヒョウカ ニ カンスル ケンキュウ

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説明

歩行者系舗装は安全かつ円滑な移動ができるものとされ,歩行感測定法などの研究が行われているが,体系化された定量的な評価法は確立されていない.本研究は筆者らの既往研究に新たな舗装種および無線測定装置を導入し,筋電図のノイズ除去と表面筋電図法の%MVC法で正規化の処理を施した.また,下腿が受ける影響を表面筋電図法により定量的に評価し,その関係性を明らかにし,体系化を試みた.その結果,下腿の筋活動は路面の硬さおよびすべり抵抗係数の違いによって一傾向をもって変化することが明らかになった.下腿の筋活動を測定することで,舗装の物理性状を定量的に評価できることから,人からみた歩行者系舗装の性能指標の一項目として導入できる可能性が示唆された.

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