紀勢線見草トンネル工事における施工CIMから維持管理CIMへの取組み

  • 杉浦 伸哉
    株式会社大林組 土木本部本部長室情報企画課
  • 後藤 直美
    株式会社大林組 土木本部本部長室情報企画課

書誌事項

タイトル別名
  • ACTIONS FROM CONSTRUCTION CIM IN THE MIKUSA TUNNEL CONSTRUCTION TO MAINTENANCE CIM
  • キ ゼイセンケンソウ トンネル コウジ ニ オケル セコウ CIM カラ イジ カンリ CIM エ ノ トリクミ

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抄録

近年日本では,建築工事で活用されているBilding Information Modering(以下 BIM と表記)に追随する形で,土木分野でのConstruction Information Modeling/Management(以下 CIM と表記)の活用が活発化している.CIMとは「建設分野において,3次元モデルを共有・活用させることにより建設に関わるトータルコストを縮減すること」を目的としており,平成24年度から本格的な取り組みが行われている.そして平成24年下期より設計段階におけるモデル工事が試行され,同じく施工段階においてもモデル現場を選定し,具体的な検証を開始している.さらに平成25年度からは入札における総合評価方式にCIMの導入が盛り込まれ,国土交通省が積極的に導入を進めている分野である.<br> 見草トンネルは平成24年4月の工事着手時からCIMの導入に取り組んだトンネル工事として全国初のプロジェクトである.本稿は,当工事でのCIMの導入と取組み内容について報告する.

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被引用文献 (2)*注記

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