書誌事項
- タイトル別名
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- TAKEBE-ISEKI WEIR: THE LARGEST EXISTING STONE-BUILT DIVERSION WEIR IN THE EDO ERA
説明
岡山県旧建部町(現・岡山市)で町の重要文化財に指定されていた農業用取水堰の建部井堰(一ノ口井堰)は,岡山市に合併された段階で指定が解除された.この井堰は,現存する数少ない近世の総石張の取水堰の中では,群を抜いて規模が大きく,一級河川である旭川に位置するにもかかわらず,保存状態の良好な唯一の施設である.本論文では,この建部井堰について,池田家文庫を中心とした一次史料をもとに建設年代を特定するとともに,総石張の取水堰の全国調査をもとに土木・農業遺産としての価値を検証し,写真測量によって現時点における石組みの状況を把握しようとするものである.
収録刊行物
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- 土木学会論文集D2(土木史)
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土木学会論文集D2(土木史) 69 (1), 72-81, 2013
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205355089024
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- NII論文ID
- 130004559450
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- ISSN
- 21856532
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可