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- 坂井 晃
- 佐賀大学 理工学部都市工学科
書誌事項
- タイトル別名
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- A CALCULATION METHOD OF ACTIVE EARTH PRESSURE DURING EARTHQUAKE ON THE CANTILEVER RETAINING WALL
説明
地震時土圧として使用されてきた物部岡部式は,水平震度が大きくなると主働土圧が急増する傾向があり,かつすべり面角もすべり土塊が現実に存在し得ないような大きな領域となる.このような問題点を改善する方法として,すべり面の発生とひずみ軟化挙動を考慮した修正物部岡部式が提案されている.本研究は,物部岡部式と修正物部岡部式に用いられる同一の水平震度を土くさび内に作用させる震度設定法に対して,水平震度分布の低減効果を考慮した新たな震度設定法を提案する.対象擁壁としては,逆T型擁壁を使用し,仮想背面上の土圧合力作用角の設定法を提案するとともに,新たな震度設定法を用いた土圧計算結果と物部岡部式・修正物部岡部式を用いた結果を比較検討した.
収録刊行物
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- 土木学会論文集C(地圏工学)
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土木学会論文集C(地圏工学) 69 (2), 226-238, 2013
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205355178880
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- NII論文ID
- 130004961968
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- ISSN
- 21856516
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可