書誌事項
- タイトル別名
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- DEVELOPMENT OF EVALUATION MODEL OF ROAD SIGN'S GUIDANCE EFFECTIVENESS
抄録
道路案内標識(以下,案内標識とする)は,カーナビゲーションシステムなどを含めた案内誘導システムのうち,最も基本的かつ普遍的な道路案内手段である.これまでに標識の視認性やデザインに関する研究は数多くあるが,案内誘導の効果を算定した研究は少ない.本研究では,ドライバーが出発前に予定した経路を案内標識を頼りに走行した場合に,迷うことなく目的地まで走行できる割合(以下,到達率とする)を算出するモデルを作成した.さらに仮想の道路網を作成し,上記モデルを使用して案内標識による案内誘導効果を算定するとともに,案内標識を追加して設置した場合の効果を算出した.<br>本研究により,経路上で到達率が低下している箇所を特定でき,案内が不足している箇所に案内標識を設置した場合の改善効果も定量的に把握することができた.
収録刊行物
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- 土木学会論文集D3(土木計画学)
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土木学会論文集D3(土木計画学) 72 (5), I_1265-I_1273, 2016
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205355393920
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- NII論文ID
- 130005435562
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- ISSN
- 21856540
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可