スケルトンと断面を利用したモノレールのレール部点群のポリゴンモデル化手法の開発

  • 日高 菜緒
    大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻
  • 道川 隆士
    理化学研究所 光量子工学研究領域 光量子制御技術開発チーム
  • 矢吹 信喜
    大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻
  • 福田 知弘
    大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻
  • MOTAMEDI Ali
    大阪大学

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF A POLYGONIZATION METHOD FOR RAIL STRUCTURES OF MONORAIL BY USING CENTER LINE AND CROSS SECTION

抄録

本論文では,スイープ構造であるモノレールのレールの点群のポリゴン化手法を提案する.モノレールは長大でモデル化が容易でなく,特にレール部分は高所にあり満足に点群を計測することも難しい.そのため,既存の手法ではレールの維持管理に有効なポリゴン化は困難であった.本論文で提案する手法は,構造物がもつ対称性に着目して,点群の欠損に頑健なスケルトンを抽出する.スケルトンが得られれば,それに沿って断面を押し出すことでポリゴンが容易に生成できる.提案手法によって生成されたポリゴンは,規則的な構造を持っており,維持管理に活用しやすい.また,入力点群に欠損があったとしても,補完できるなどの利点がある.本論文では,レーザースキャナで計測したモノレールの点群に提案手法を適用することで有用性を検証した.

収録刊行物

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参考文献 (8)*注記

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