高速道路トンネルの潜在的火災リスク評価手法の提案

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON THE POTENTIAL RISKS ANALYSIS APPROACH FOR TUNNEL FIRES IN EXPRESSWAY TUNNELS

説明

道路トンネルは閉鎖された空間であり,火災が発生すると煙の遡上などにより,明り部よりも被害が拡大する可能性がある.近年の安心安全が求めらる社会情勢から,トンネル内の非常用施設を増強すべきと考えるが,費用や期間の面から,全てのトンネルの非常用施設の充実を図ることは難しい.このような課題に対し,リスクアナリシス手法を用いて,各々のトンネルの潜在的火災リスクを評価し,それに見合う対策を選定し,対策が必要なトンネルに対し,計画的に対応すれば,効率的に,未然に大きな被害を回避することができると考える.本稿では高速道路トンネル火災に関する「リスクアナリシス手法」を用いた,対策トンネルの絞り込みと対策の選定方法や,計画的,効率的に日本の高速道路トンネルの火災リスクを低減するしくみを提案する.

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