地価公示・都道府県地価調査における標準地・基準地点の配置問題への地球統計学の応用

書誌事項

タイトル別名
  • GEOSTATISTICS FOR THE ASSESSED SITE ALLOCATION PROBLEM IN OFFICIALLY ASSESSED LAND PRICE AND PREFECTURAL LAND PRICE

説明

サンプル(標本)の適切な抽出方法の設計は,統計学における大きな関心事の一つである.空間データを対象とした空間統計学の一種である地球統計学においてもその重要性は同様であり,サンプル地点の配置の議論が近年活発化している.本研究では地価公示・都道府県地価調査における標準地・基準地の選定の問題,本稿では特に削減の問題を例に,地球統計学に基づくサンプリングデザインの方法の応用を試みる.まず,標準地・基準地がどのように選定されているかを概観する.次に,地球統計学の関連研究を簡単に整理した上で,地価公示・都道府県地価調査の主旨に整合したサンプリングデザインの方法を提示する.最後に,提示した方法を用いて茨城県内の地価公示と都道府県地価調査における標準地・基準地の地点を削減する問題を解きその有用性を確認する.

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参考文献 (13)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205356035072
  • NII論文ID
    130005065590
  • DOI
    10.2208/jscejipm.71.31
  • ISSN
    21856540
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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