書誌事項
- タイトル別名
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- A HIDDEN MARKOV DETERIORATION HAZARD MODEL WITH CHANGE OF INSPECTION CRITERION
説明
近年,社会基盤施設に対する統計的劣化予測手法が急速な発展を遂げている.これらの劣化予測手法では,劣化の進展を離散的な健全度で評価した点検データを用いることが多い.しかし,劣化に対し健全度を判定する際の基準(以下,判定基準)が,当該施設の管理期間中に変更される場合がある.その場合,従来の統計的劣化予測手法を適用することはできない.本研究では,判定基準変更前後の健全度の対応関係をモデル化し,判定基準変更後の新基準健全度で定義されるマルコフ劣化モデルとの混合モデルとして,隠れマルコフ劣化ハザードモデルを提案する.また,同モデルをMCMC法によりベイズ推計する方法論を提案し,高速道路のトンネル照明灯具を対象とした適用事例を通じて,実務への適用可能性と有効性について考察する.
収録刊行物
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- 土木学会論文集D3(土木計画学)
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土木学会論文集D3(土木計画学) 71 (2), 70-89, 2015
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205356130432
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- NII論文ID
- 130005078674
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- ISSN
- 21856540
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可