アスファルト混合物の弾性係数の範囲に関する一考察

  • 堀内 智司
    (独)土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム
  • 久保 和幸
    (独)土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム
  • 寺田 剛
    (独)土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム

書誌事項

タイトル別名
  • CONSIDERATION OF EXTENT OF RESILIENT MODULUS OF BITUMINOUS MIXTURES

抄録

本研究では,舗装設計便覧に掲載されている,アスファルト混合物の弾性係数の一般的な範囲について確認することを目的とした.文献調査によりレジリエントモデュラスの値を確認し,載荷時間が0.1秒の場合は便覧に掲載されている範囲内に収まっていることを確認した.配合別の比較では,密粒度,粗粒度,アスファルト安定処理では差がほとんど見られなかった.バインダー別の比較では,ポリマー改質アスファルトII型はストレートアスファルトよりも温度上昇に伴うレジリエントモデュラスの低下が抑制されることを確認した.次に,骨材とバインダーメーカーの違いがレジリエントモデュラスに与える影響の有無について確認した.その結果,10℃程度の低い温度の場合,影響が見られることがわかった.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205356444032
  • NII論文ID
    130004559901
  • DOI
    10.2208/jscejpe.68.i_1
  • ISSN
    21856559
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ