CAE路盤材料への理論的設計法の適用性に関する検討

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON THE APPLICABILITY OF THE THEORETICAL DESIGN METHOD FOR CEMENT ASPHALT EMULSION STABILIZATION ROADBED MATERIAL

抄録

コンクリート発生材のリサイクルを推進する観点から,コンクリート再生路盤材料を使用した中央混合方式のセメント・アスファルト乳剤安定処理(CAE)路盤材料を開発した.このような新材料を使用した構造設計には理論的設計法の適用が有効な手法となるが,その際,材料の各種定数を適切に設定することが必要である.しかし,CAE路盤材料については検討事例が少ないため,設計時に適用する値やそれを求める試験・評価方法が明らかにされていない.そこで,本研究ではCAE路盤材料の材料定数のうち弾性係数に着目し,その評価方法について検討を行った.その結果,温度特性についてはアスファルト混合物の温度推定式を適用可能であることを確認し,弾性係数については,アスファルト混合物を対象としたレジリエントモデュラス試験により推定できる可能性を見出した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205356486528
  • NII論文ID
    130004559920
  • DOI
    10.2208/jscejpe.68.i_97
  • ISSN
    21856559
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ