建設産業における人材不足に関する一考察

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  • A STUDY ON THE LACK OF MANPOWER IN CONSTRUCTION BUSINESS FIELD
  • ケンセツ サンギョウ ニ オケル ジンザイ ブソク ニ カンスル イチ コウサツ

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抄録

1990年代初頭に名目国内総生産(GDP)は450兆円を超えたが,以降約20年間経済成長は停滞し,“失われた20年”とも呼ばれている.それに伴って建設投資額も1992年(平成4年)をピークに右肩下がりとなり,建設産業の就業者数はピーク時の約3割減となっている.2011年3月に発生した東日本大震災後の復興工事,そして2013年9月には2020年東京オリンピック招致が決定し,その準備のための整備工事が開始されている.急速な市場環境の変動により,建設資材,建設技術者および作業員,建設機械の不足等が顕著となった.特に,経済動向に追従することの困難な人材については,長期にわたり採用を控えていたうえに,団塊世代の退職が重なり,組織内に空洞化が生じているのが現状である.<br> 本研究では人材不足の要因等について,産官学からの様々な角度の自由な意見に対し,テキストマイニング手法により解析する.その結果を踏まえて,将来的な人材の育成,事業展開等について考察する.

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