海運依存産業における大規模地震・津波後のコンテナ貨物需要の復旧曲線

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タイトル別名
  • AN ESTIMATION OF RECOVERY CURVE OF MARITIME CONTAINERIZED CARGO DEMAND AFTER LARGE-SCALE EARTHQUAKE AND TSUNAMI
  • カイウン イソン サンギョウ ニ オケル ダイキボ ジシン ・ ツナミ ゴ ノ コンテナ カモツ ジュヨウ ノ フッキュウ キョクセン

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抄録

東日本大震災は,東日本の太平洋側の港湾機能を完全に損失させ,その復旧には長い期間を要し,物流の停滞を招いた.そこで,今後の大規模地震・津波災害に備えるために,各港湾や湾域でのBCPの策定が進められている.BCPの策定においては,発災後の貨物量の復旧度合いを見込むことが不可欠である.<br>以上の状況を踏まえ,本研究は,東日本大震災の被災企業へのアンケート結果を基に,大規模地震・津波後の海運依存産業のコンテナ貨物需要復旧曲線を定量化したものである.復旧曲線は,今後の災害への適用を想定して,地震動強度及び津波浸水深により推定を行い,対米国コンテナ貨物量データの復旧を妥当な精度で再現した.

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