羽田空港国際化前後の空港選択行動変化に関する実態分析

  • 栗原 剛
    一般財団法人運輸政策研究機構 運輸政策研究所
  • 平田 輝満
    茨城大学 工学部都市システム工学科
  • 髙田 陽介
    一般財団法人運輸政策研究機構 国際問題研究所
  • 林 泰三
    一般財団法人運輸政策研究機構 運輸政策研究所
  • 三崎 秀信
    一般財団法人運輸政策研究機構 運輸政策研究所

書誌事項

タイトル別名
  • ANALYSIS OF THE CHANGES IN AIRPORT CHOICE BEHAVIORS AFTER RE-INTERNATIONALIZATION OF HANEDA AIRPORT
  • ハネダ クウコウ コクサイカ ゼンゴ ノ クウコウ センタク コウドウ ヘンカ ニ カンスル ジッタイ ブンセキ

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抄録

2010年10月に羽田空港が国際化したことで,首都圏西部からの海外へのアクセス性向上や深夜早朝定期便の運航などによる旅行オプションの増加に寄与していると考えられる.そこで本研究は,羽田空港の国際化前後における国際線航空旅客の流動等への影響と効果について,独自のアンケート調査を実施し,空港の選択理由や国際化前後の同一個人の行動変化等について実態分析を行った.その結果,空港選択理由から首都圏居住者の空港アクセスの利便性が高く評価されていたほか,地方空港から羽田での乗換が便利になったことから,地方居住者にとっても利便性が向上したことが分かった.また,羽田空港へのアクセス性向上や発着時間帯の拡充等により,新たな海外旅行行程の選択肢が広がることにより,旅行需要が誘発された可能性が示された.

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参考文献 (1)*注記

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