斜面近傍に位置する逆T字型送電鉄塔基礎の引揚支持力解析

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タイトル別名
  • UPLIFT CAPACITY ANALYSIS OF ANCHOR FOUNDATION FOR TRANSMISSION TOWER ON SLOPE CREST

抄録

現在幅広く採用されている逆T字型送電鉄塔基礎の引揚支持力算定式は,主に水平地盤に設置された基礎を対象としている.一方,傾斜地盤などにおける支持力評価は,土被り重量を確保するために谷側最小根入れを確保する方法,土すい体重量を確保する方法,または各種経験的方法により行われている.これに対して,本研究では三次元弾塑性有限要素法を用いて,斜面近傍に位置する逆T字型基礎の引揚支持力評価を行った.基礎設置位置から法肩までの距離を変化させた検討を行い,その距離がある値を下回ると引揚支持力が急激に低下することを確認した.また,様々な斜面傾斜角について検討を行った結果,斜面傾斜角の増加に伴って引揚支持力が低下し,また,法肩からの距離が小さいほど斜面傾斜角の増加に伴う支持力低下程度が大きいことが分かった.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205356896512
  • NII論文ID
    130004961992
  • DOI
    10.2208/jscejge.71.1
  • ISSN
    21856516
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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