書誌事項
- タイトル別名
-
- EVALUATION OF THE MITIGATION POLICY MIX UNDER UNCERTAINTIES—IN CASE OF SEISMIC REINFORCEMENT FOR WOODEN HOUSE AND STOCK OF TEMPORARY HOUSING—
- フカクジツセイ オ コウリョ シタ ボウサイ ジギョウ ノ ヨサン ハイブン ノ ヒョウカ : モクゾウ ジュウタク ノ タイシンカ ジギョウ ト カセツ ジュウタク ノ ビチク
- EVALUATION OF THE MITIGATION POLICY MIX UNDER UNCERTAINTIES^|^mdash;IN CASE OF SEISMIC REINFORCEMENT FOR WOODEN HOUSE AND STOCK OF TEMPORARY HOUSING^|^mdash;
この論文をさがす
抄録
防災事業は耐震化といった被害の低減に向けた事業や，物資の備蓄といった地震発生後に向けた事業など，複数の事業を組み合わせる事が必要である．被害の低減に向けて，これらの事業が保有する異なる便益の不確実性を考慮することは重要な視点と言える．そこで，本研究はこの視点から行政のPDCAサイクルを整理し，予算配分の検討過程の有効性について検討した．その結果，異なる不確実性の考慮は十分でなく，評価者の主観に大きく影響されている可能性が示された．この状況を改善するための一つの手法として，ポートフォリオ法を用い防災事業の予算配分を評価した．これにより，事業の期待収益率と不確実性を可視化し，予算配分の協議資料が得られることを示した．
収録刊行物
-
- 土木学会論文集D3（土木計画学）
-
土木学会論文集D3（土木計画学） 68 (5), I_131-I_139, 2012
公益社団法人 土木学会
