地震観測記録の分析に基づく振幅依存性を考慮した東京電機大学東京千住キャンパス1号館の振動解析モデルの構築

書誌事項

タイトル別名
  • Construction of Vibration Analysis Model of Tokyo Denki University Building No. 1 Considering Amplitude Dependence Based on Seismic Records

抄録

<p>世界でも有数の地震大国である日本では,過去に経験した大地震を踏まえ,耐震技術に関する研究が著しく発展してきた.免震構造は高い耐震安全性を有する技術の1つであり,建設棟数は増加しているものの,総数は多くはないのが現状である.したがって,免震建物の地震時挙動を把握するためには,より多くの地震観測記録が得られることが望ましい.地下1階柱頭免震を採用している東京電機大学東京千住キャンパス1号館では,建物が竣工した2011年12月より地震観測記録を継続している.本研究では,対象建物で得られた地震観測記録の分析を通じ,対象建物の1次固有振動数が有する振幅依存性の検討を行う.加えて,得られた分析結果を用いて,入力地震動に応じて振動特性を変化させる対象建物の振動解析モデルを構築し,モデルの再現性に関して検討を行った.</p>

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