書誌事項
- タイトル別名
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- Overall Building Response Estimation Method on Records from Two Seismographs
抄録
本論文では、建物内の入出力関係にある基礎部と頂部の2つの地震計(加速度計)の記録から、建物全層での応答を推定する手法を提案している。この手法では、建物内の2点の記録の伝達関数を求め、そのピークを固有振動数とみなす。2点の波形の差分から求めた頂部の相対応答波形に対して、固有振動数に対応した帯域通過フィルタを施し、各固有モードの応答波形に対応するものを得る。この応答波形に固有振動モード係数を掛け合わせたものを各層における各モードの応答波形と見なし、各モードの応答波形を重ね合せることで各層における応答波形を求める。本手法を全層で地震観測を実施している建物に適用し、その妥当性について検討した。その結果、2点の観測記録から推定した全層応答は、実観測値とほぼ一致していることが確認された。
収録刊行物
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- 日本地震工学会論文集
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日本地震工学会論文集 16 (3), 3_94-3_113, 2016
公益社団法人 日本地震工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205357704064
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- NII論文ID
- 130005133043
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- ISSN
- 18846246
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可