レジリエントシティの具現化に向けた施策をめぐる一般市民の認知構造

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タイトル別名
  • GENERAL PUBLIC'S COGNITIVE AND EVALUATION STRUCTURE OF POLICIES FOR MAKING CITY RESILIENT
  • レジリエントシティ ノ グゲンカ ニ ムケタ シサク オ メグル イッパン シミン ノ ニンチ コウゾウ

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抄録

レジリエントシティの具現化が求められている中で,本研究では全国9都市の一般市民を対象とするウェブ質問紙調査データの分析により,レジリエント施策に対する受容性をめぐる認知・評価構造を検証した.主な結果は次のとおりである.第1に,全国的にはリスク認知として地震など,脆弱性評価として高齢化比率・過疎化比率の高さなど,回避すべき事態として食料・ライフラインの供給途絶などが高く評価されているものの,リスク認知と脆弱性評価の各指標は地域差が認められる.第2に,リスク認知,脆弱性評価,回避すべき事態がレジリエント施策に対する態度を決定するという共通的な認知構造は説明力が概ね高く,地域によって異なる面があるものの基本的には支持されている.

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