書誌事項
- タイトル別名
-
- Evacuation Simulation in Metropolitan Area and Risk Maps of Heavy Traffic and Crowd in Catastrophic Disaster
抄録
本研究は首都圏を対象として大都市避難シミュレーションを構築し、東日本大震災時における首都圏滞在者の移動データを利用して作成した帰宅意思モデルを用いて、帰宅困難者対策の量的評価を行うとともに、災害時における混雑危険度指標を提案するものである。この結果、首都圏において仮に大規模災害時に帰宅困難者の一斉帰宅が行われると、6人/m2を超える密集空間の道路延長距離は東日本大震災の約137倍となることや、このような歩道の混雑を低減するためには就業者の一斉帰宅抑制がより効果的であること、車両の平均移動速度が3km以下となる車道の渋滞は比較的長期かつ広域に発生することが判明した。
収録刊行物
-
- 日本地震工学会論文集
-
日本地震工学会論文集 16 (5), 5_111-5_126, 2016
公益社団法人 日本地震工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205358544640
-
- NII論文ID
- 130005148065
-
- ISSN
- 18846246
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可