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- WILAINGAM Karnwadee
- Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University
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- 田中 周平
- Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University,
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- CHULARUEANGAKSORN Pattarawan
- Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University
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- 鈴木 裕識
- Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University
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- 小野 亮輔
- Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University
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- 藤井 滋穂
- Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Anions on Perfluorohexanoic Acid Adsorption onto Anion Exchange Polymers, Non-ion Exchange Polymers and Granular Activated Carbon
説明
産業界におけるペルフルオロヘキサン酸(PFHxA)の使用量は増加し水環境中から広く検出されている.一般の下水処理場ではPFHxAは効率的に処理されていない.よって,効率的に処理方法を開発することは健康リスクと環境への影響を最小化するために必要である.本研究では,2種類の強イオン交換ポリマー(PFA300, PFA400, A860)と2種類の弱イオン交換ポリマー(BA103, MN102),非イオン交換ポリマー(XAD4)と粒状活性炭へのPFHxAの吸着容量を回分式試験により検討した.PFHxAの吸着に及ぼす塩化物イオン,硫酸イオン,硝酸イオンの影響をすべての吸着剤に対して検討した.吸着平衡データは,Freundlichの吸着等温式により回帰された.イオン交換能の最も高いBA103が最大の吸着容量(412mg/g)を示した.廃水中の塩化物イオン,硫酸イオン,硝酸イオン濃度が上昇するに伴い,吸着量は減少した.同濃度で比較した場合,硝酸イオンの及ぼす影響が最も大きいことが示された.塩化物イオン,硫酸イオン,硝酸イオンが存在する状況においてBA103が最大吸着量を示したことから,廃水中のPFHxA除去に対する適応可能性を示唆した.
収録刊行物
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- 土木学会論文集G(環境)
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土木学会論文集G(環境) 70 (7), III_65-III_72, 2014
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205359357312
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- NII論文ID
- 130004962667
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- ISSN
- 21856648
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可