レントゲン影像上における競走馬の四肢骨の化骨期の研究
説明
1. 胎生月令第3月,第4月,第5月,第6月,第8月,第10月,第12.月,の胎児の四肢をレ線撮影してえた写真の陰影から,肢骨の化骨が進展する状況を観察した。2. 前肢においては前腕骨,中手骨および指骨が胎生月令第3月から第6月までの間に化骨を開始し,第8月には手根骨の化骨が始まる。種子骨や舸骨は第9月から:第10月の間に化骨が始まる。3. 後肢の骨ではこれに相当する前肢の骨の化骨の順に化骨が進展するが,足根骨は手根骨よりも3ケ月早く化骨が開始される。4.胎児の長骨は化骨進展速度が早く化骨初期の状況についてその詳細を知ることができなかつた。
収録刊行物
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- 日本中央競馬会競走馬保健研究所報告
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日本中央競馬会競走馬保健研究所報告 1961 (1), 59-66, 1961
日本ウマ科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205362096640
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- NII論文ID
- 130004014026
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- ISSN
- 18844634
- 03685543
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可