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From Udayana to Gangesa on the Independence of Sabda as a Pramana

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  • 言葉のプラマーナとしての独立性をめぐる議論の展開
  • ――ウダヤナからガンゲーシャへ――

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新ニヤーヤ学の言語理論に関するこれまでの研究は,17世紀以降の文献を対象とするものが多く,新ニヤーヤ学の体系を確立したGangesa(14世紀)のTattvacintamani(=TC)を扱う研究は少ない.また,TCを扱う数少ない研究も,その多くは後代の註釈文献に従ってテキスト解釈を行う傾向を有する.しかし,原典の精緻な理解のためには,註釈文献に頼るよりも,TCの成立に影響を与えたと推定される先行思想の理解に基づいて解釈を行う方が有効であると思われる.本稿は新ニヤーヤ学の基盤としてのTCに着目し,その思想を解読するために,UdayanaからGangesaに至る期間の思想史展開を解明する試みの一端である.このような主旨での研究は既にいくつか為されているが,本稿ではこれまで扱われることのなかった,TC第4巻第1章前半部に於けるニヤーヤとヴァイシェーシカの議論を考察対象とする.そこで論じられているのは,pramanaとしての言葉(sabda)は推理(anumana)の一形態として推理に包含されるか,それとも推理とは異なる,独立したpramanaとして別立てされるか,という問題である.その議論の中で,ヴァイシェーシカは,文意理解(sabdabodha)のプロセスを表現する推理式を数多く提示する.そのような推理式はTCに限らず,TCに先行するニヤーヤ,ヴァイシェーシカ双方の文献にも見られる.そしてそれらの推理式を比較・検討すると,文献間の参照関係と議論の展開とが見えてくる.本稿では実際に,VallabhaのNyayalilavati,及びUdayanaのNyayakusumanjaliとKiranavaliで提示される推理式を,TCと併せて検討した.その結論として,UdayanaからVallabhaを経て,Gangesaに至る議論の連続性を明らかにした.その一方で,VallabhaからGangesaに至る期間には,今回調査した文献からは詳細を知り得ない議論の存在が推定されることも指摘した.

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