On the authorship of the Nyayakalika again

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  • ニヤーヤの綱要書Nyayakalikaの著者問題再考

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Abstract

Pramanaからnigrahasthanaに至るニヤーヤ学体系の16基本項目をまとめた綱要書Nyayakalika(=NKali)が、Nyayamanjariの著者Jayanta Bhatta(=J)の真作であるか否かは、これまでも幾度か議論されてきた。著者自身もMarui[2000]において、先行研究をほぼ網羅的に概観した上で問題の所在を明らかにするとともに、若干の研究ノートを付して、朧気ながらもJの真作ではないかとの方向性を示した。しかしDezso[2004]も指摘するように、基本的なテキスト問題が立ちはだかり、かつNKaliの具体的な記述の検討が満足になされていなかったのが実情である。本論文はその欠を補うために、入手しえた4写本と写本カタログの情報を手掛かりとして、NKali冒頭の帰敬偈および終結部のテキスト問題を考察したほか、sabda-pramanaの議論の特徴、ならびに12prameyaの一つである"artha"の説明内容を検討した。その結果、今後有力な反証が出てこない限り、NKaliはJの真作と見なしてよいだろう、という結論に至った。

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