K-net強震記録を用いた加速度応答スペクトルと経時特性の推定式の検討

説明

K-net強震観測点のうち1種地盤と判断される549地点で得られた98地震、約5, 000波の水平成分記録 (S波以降) を用いて、二段階回帰分析手法により海溝性地震 (東日本と九州の2グループ) と内陸地震 (全国) に対する加速度応答スペクトル (固有周期0.05-5秒) 及び加速度波形の経時特性の推定式を作成した。両推定式は、気象庁マグニチュードMJと震源距離Xを説明変数とした回帰式である。得られた応答スペクトルの推定式には、同じMJとXにおいて、海溝性地震の方が内陸地震より3-5倍大きい傾向が認められた。Jennings型でモデル化した経時特性の推定式には、立ち上がり部+主要動部はMJ依存性が大きく、減衰部はX依存性が大きいという特徴がみられた。

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  • CRID
    1390001205384332032
  • NII論文ID
    130004294512
  • DOI
    10.11532/proee1997.26.397
  • ISSN
    18848435
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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