常時微動による二階建住家の耐震性評価
抄録
2階建住家の簡便な耐震性評価手法を提案する。時と場所を選ばずに簡便に精度よく計測できる常時微動を用いて、住家とその基礎地盤の地震動応答特性を把握し、これに基づいて地震時の住家の層変形角に着目した被災危険度指標K値を定義した。K値に想定地震時の基盤最大加速度を乗じれば地震時の層変形角が概算できる。ここでは、兵庫県尼崎市下食満および東京都国分寺市高木町などで計測した合計129棟の二階建住家の常時微動測定データを用いて、その振動特性、K値の妥当性などを検討した。
収録刊行物
-
- 地震工学研究発表会講演論文集
-
地震工学研究発表会講演論文集 24 405-408, 1997
公益社団法人 土木学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205385996672
-
- NII論文ID
- 130004293862
-
- ISSN
- 18848435
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可