三角堰の切欠き板をラップ接目にした際の内側突出の影響

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書誌事項

タイトル別名
  • Einfluss der durch Uberlappungsherstellung bewirkten stromwarts unstetig hervorragenden Flache der Wehrkante eines rechtwinklig-dreieckigen Wehrs auf die Durchflusszahl
  • 三角堰の切欠板をラップ接目にした際の内側突出の影響

説明

三角堰の切欠板は鉄板で造り、切欠きの部分のみ眞鍮板で造り、これをラップ接手にして造ると切欠板の内側面は滑かな平面とはならず、その眞鍮部の厚さだけ突出することになる。かゝる構造は目下工場に於て相當用ひられてゐる実状からして、水量測定規格測定委員會で問題となつた。依てかゝる切欠きが現行本會規格処定の切欠きに対して流量係数Cが何程異るかを実驗的に吟味してみた。その結果、二者の差は殆ど問題にならぬ位僅かであるが、この切欠きの方がCの値にして0.7-0.8%位大くなることが觧つた。

収録刊行物

  • 機械学會論文集

    機械学會論文集 3 (11), 174-176, 1937

    一般社団法人 日本機械学会

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