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- 濵田 勉
- 愛知労働局労働基準部
書誌事項
- タイトル別名
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- Problems and backgrounds in implementation of Risk Assessment
- カガク ブッシツ ノ リスクアセスメント ドウニュウ ニ オケル カダイ ト ハイケイ
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抄録
化学物質のリスクアセスメントが義務化されるが、その普及にあたってはいくつかの課題がある。まず、我が国にはリスクアセスメントの前提となる安全についての理解が十分普及していない。目の前に迫った危険に対応し、それのみをもって安全と理解し、さらには対応したことをもって絶対的な安全状態が確保されたとする受け止め方が少なくない。安全とは何か、どのような状態を指すのかを定義し、安全の構造的な成り立ちを分析した国際的理解水準から大きく乖離した状況にある。この理解水準を正さねばリスクアセスメントの適切な実施は望めない。また、リスクアセスメントは、リスクの度合いを評価し、整理するためのツールであり、整理された情報をマネジメントに生かすことが前提である。しかし、リスクアセスメントを行っただけで労働災害や職業性疾病が直接的に防止されるとする受け止め方が少なくない。情報の活用とマネジメントの重要性が欠落しており、この誤解を正さねば、やはりリスクアセスメントの適切な実施は望めない。
収録刊行物
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- 環境と安全
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環境と安全 6 (3), 175-179, 2015
大学等環境安全協議会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205402098304
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- NII論文ID
- 130005103716
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- NII書誌ID
- AA12480623
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- ISSN
- 21863725
- 18844375
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- NDL書誌ID
- 026831017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可