大学の廃棄物のキャンパスマインとしての活用への提言(1) ─ 名古屋大学における廃試薬の調査に基づく考察

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書誌事項

タイトル別名
  • Suggestion on application of campus wastes as valuable resources, a campus mine (1) — Study and discussion on chemical wastes of Nagoya University
  • 大学の廃棄物のキャンパスマインとしての活用への提言(1)名古屋大学における廃試薬の調査に基づく考察
  • ダイガク ノ ハイキブツ ノ キャンパスマイン ト シテ ノ カツヨウ エ ノ テイゲン(1)ナゴヤ ダイガク ニ オケル ハイシヤク ノ チョウサ ニ モトズク コウサツ

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説明

大学の教育研究活動に伴って生じる廃棄物の削減と再利用・資源化を進めるために、2009年度から2012年度の4年間に、名古屋大学から不要試薬として排出処分された化学物質廃棄物中に含まれていた貴金属またはレアメタルからなる未使用化学物質の実体について、排出記録と回収現場の調査に基づき研究した。明らかになった名古屋大学の現状を基に、有害物質の分別、リユースを基本とした化学物質廃棄物の削減と有効利用、研究費の無駄使いにつながる試薬購入の問題点について考察した。さらに、改善方法の例として化学物質ストック情報の共有、希少元素ライブラリーの創設、有価物としての売却について提案した。

収録刊行物

  • 環境と安全

    環境と安全 7 (1), 17-23, 2016

    大学等環境安全協議会

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