書誌事項
- タイトル別名
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- Dynamics of Solitons, Polarons, and Excitons in One-Dimensional Solids.
- 1ジゲンケイ ニ オケル ソリトン ポーラロン レイキシ ノ ヒカリ ハンノウ ダイナミクス
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説明
一次元半導体ではソリトン,ポーラロン,励起子といった素励起がしばしばその物性に支配的な役割を演じる.ポリアセチレンにおけるソリトンとポーラロン,また,ポリシランやポリジアセチレンにおける一次元励起子はよく知られているが,これら三つの素励起が同時に現れる物質は極めて少ない.最近,パイエルス絶縁体の一つであるハロゲン架橋Pt錯体と呼ばれる一次元半導体において,光励起によってソリトン,ポーラロン,励起子が同時に生成することが見出され,さらにそれらの間の反応過程が観測された.この現象は電子格子相互作用,電子相関,非線形励起,量子効果,時間発展という要素がすべて絡んでいる興味深い現象である.
収録刊行物
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- 日本物理学会誌
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日本物理学会誌 55 (1), 31-36, 2000
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205405099904
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- NII論文ID
- 130004180971
- 110002077473
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- NII書誌ID
- AN00196952
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- ISSN
- 24238872
- 00290181
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- NDL書誌ID
- 4945626
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可