書誌事項
- タイトル別名
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- Analyzing Gauge Theories with Gravity
- カイセツ ジュウリョク デ ゲージ リロン オ シラベル
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説明
最近の弦理論の発展の中で重要な役割を果たしている「双対性」というキーワードがある.これは,ある現象に対して全く異なる二つの見方ができることを意味する.これまでにいくつかのタイプの双対性が発見されているが,1997年にMaldacenaによって発見された「AdS/CFT双対性」(あるいはAdS/CFT対応)は弦理論(あるいは重力理論)とゲージ理論との間の等価性を示すものであり,ゲージ理論の「閉じ込め」などの振舞を重力理論を使って説明できるという点で,これまでにはなかった特徴を持っている.この解説記事では,このAdS/CFT対応を用いた,ゲージ理論の重力理論による解析について説明する.
収録刊行物
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- 日本物理学会誌
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日本物理学会誌 55 (3), 188-195, 2000
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205405581952
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- NII論文ID
- 110002077543
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- NII書誌ID
- AN00196952
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- ISSN
- 24238872
- 00290181
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- NDL書誌ID
- 5294792
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可