書誌事項
- タイトル別名
-
- New Phase of Theories for Pulsar Glitches : Relation between Nuclear Structure and Superfluidity inside Neutron Stars
- カイセツ パルサーグリッチ リロン ノ シン テンカイ チュウセイシセイ ナイブ ノ ゲンシカク コウゾウ ト チョウリュウドウ ト ノ カカワリ
この論文をさがす
説明
中性子星にグリッチと呼ばれる現象がある.正確に一定の割合で自転の速度が遅くなっていた中性子星が,あるとき,突然スピンアップする現象である.グリッチが初めて観測されてから30年あまり経つが,その起源はあまりよくわかっていない.私たちは,「渦糸のなだれ的ピンはずれ」がその原因であると考える.渦糸の芯のところに『核の棒』ができ,そこに渦糸が捉えられる,ということを示し,しだいに押し寄せてくる渦糸によって,捉えられていた渦糸が雪崩のようにはずれるのがグリッチである,という理論を提唱する.
収録刊行物
-
- 日本物理学会誌
-
日本物理学会誌 56 (5), 316-325, 2001
一般社団法人 日本物理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205405674496
-
- NII論文ID
- 110002077745
-
- NII書誌ID
- AN00196952
-
- ISSN
- 24238872
- 00290181
-
- NDL書誌ID
- 5757089
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可