書誌事項
- タイトル別名
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- Theory of Electron Conduction : Landauer Formula
- デンキ デンドウ ノ リロン ランダウアー ノ コウシキ
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抄録
電気伝導は非平衡の現象の中では一番なじみのあるものであるが,それを扱う理論は完成されているとはいい難い.現在使われている電気伝導の基礎理論には,久保の理論とランダウアーの理論がある.これらの理論は,共に1957年に発表されながら,ランダウアーの理論がよく使われるようになったのはこの十数年のことで,いわゆるメゾスコピック系の研究が盛んになってからである.応用する対象に制限はあるが単純明快な公式を与えるランダウァーの理論を,複雑ではあるが汎用性のある久保の理論と比べながら解説し,今後どのような発展が必要であるかを考える.
収録刊行物
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- 日本物理学会誌
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日本物理学会誌 55 (4), 256-263, 2000
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205405697792
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- NII論文ID
- 110002077558
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- NII書誌ID
- AN00196952
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- ISSN
- 24238872
- 00290181
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- NDL書誌ID
- 5328651
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可