書誌事項
- タイトル別名
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- Solar Five Minute Oscillation
- タイヨウ ノ 5フン シンドウ
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抄録
太陽の表面が周期約5分で上下振動している現象があり, 太陽の5分振動と呼んでいる. この現象は20年程前から知られてはいたが, その物理的解釈については, これといった定説がなかった. ところが最近になって5分振動に関する極めて優れた観測がなされ, 理論の進展とも相まって, 5分振動を太陽の音波の固有振動とする考えが確立された. 5分振動が太陽の固有振動であるとなると, この性質を使って直接目で見ることの出来ない太陽内部の物理状態を探る研究分野が開けてくる. ここでは, 5分振動が太陽の固有振動として確立するまでのいきさつと, その応用としての"大震学"について書いてみよう.
収録刊行物
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- 日本物理学会誌
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日本物理学会誌 34 (6), 466-472, 1979
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205407183744
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- NII論文ID
- 110002074372
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- NII書誌ID
- AN00196952
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- ISSN
- 24238872
- 00290181
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- NDL書誌ID
- 2055638
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可