ラフ集合理論を用いたアイコンの魅力度と分かりやすさに関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on the Attraction and the Comprehensibility of Icons Using Rough Set
説明
近年のタブレット端末の普及により,様々なアイコンを目にする機会が増えている.しかし,ユーザの認知過程や嗜好性の違いによりアイコンの理解度や魅力度は異なる.そこで,本研究では,ラフ集合理論を用いたアイコンの魅力度および分かりやすさの分析を目的とした.具体的には,まず,既存アイコンの魅力度と分かりやすさについて調査実験を行い,アイコンを構成する形態要素(属性値)を抽出した.次に,その属性値がどのように魅力度や分かりやすさに影響しているかを明らかにするため,ラフ集合理論を用いて各被験者の決定ルールを求めた.また,決定ルールから各被験者間の共起率を算出し,クラスター分析を用いて被験者を分類した.さらに,各クラスターが魅力的,もしくは分かりやすいと感じる属性値を抽出した.さらに,各クラスターに対応したサンプルアイコンを制作し,その属性値の有効性の検証を行った.
収録刊行物
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- デザイン学研究
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デザイン学研究 62 (6), 6_61-6_68, 2016
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205411779968
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- NII論文ID
- 130005153804
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- ISSN
- 21865221
- 09108173
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可