ながはま0次予防コホート事業─ヒト生命情報統合研究のモデルケースとして─

  • 松田 文彦
    京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター 疾患ゲノム疫学解析分野

書誌事項

タイトル別名
  • The Nagahama Study as a model of the comprehensive human bioscience for the health and disease
  • ながはまO次予防コホート事業 : ヒト生命情報統合研究のモデルケースとして
  • ナ ガ ワ マOジ ヨボウ コホート ジギョウ : ヒト セイメイ ジョウホウ トウゴウ ケンキュウ ノ モデルケース ト シテ

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抄録

京都大学医学研究科は,滋賀県長浜市と市民の協力を得て「ながはま0次予防コホート事業」を 2005年に開始した。本事業は,大学が推進する予防医学研究と,市や市民が中心にすすめる健康づくりで構成され,研究成果を利用した市民への還元が大きな特徴である。2010 年に 10,082 人の参加者を獲得し,全員の環境・生活習慣情報,バイオマーカー情報を蓄積し,加えて全ゲノム解析や血中の代謝物の網羅的解析を開始した。本稿では,ながはまコホートの全体像を概説する。

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