下腿コンパートメント症候群後の尖足改善を目指したストレッチング

  • 吉永 龍史
    国立病院機構熊本医療センターリハビリテーション科
  • 束野 哲志
    国立病院機構熊本医療センター形成外科
  • 平井 奉博
    国立病院機構熊本医療センター整形外科
  • 高野 雅弘
    国立病院機構熊本医療センターリハビリテーション科
  • 渡邉 靖晃
    国立病院機構熊本医療センターリハビリテーション科
  • 友清 隆之
    国立病院機構熊本医療センターリハビリテーション科
  • 榮 彩人
    国立病院機構熊本医療センターリハビリテーション科
  • 田所 広太
    国立病院機構熊本医療センターリハビリテーション科

書誌事項

タイトル別名
  • Stretching to improve equinus contracture after compartment syndrome of lower leg
  • 症例報告 下腿コンパートメント症候群後の尖足改善を目指したストレッチング : スタティックストレッチングとコントラクトリラックスを比較した一症例
  • ショウレイ ホウコク カタイ コンパートメント ショウコウグン ゴ ノ セン ソク カイゼン オ メザシタ ストレッチング : スタティックストレッチング ト コントラクトリラックス オ ヒカク シタ イチ ショウレイ
  • ―スタティックストレッチングとコントラクトリラックスを比較した一症例―
  • ―A single case study comparing static stretching with contract relax―

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抄録

左総腸骨動脈損傷後,左下腿コンパートメント症候群が発生し,尖足となった本疾患例を経験した。20歳男性の背屈角度を改善するために効果的な方法を検討するためスタティックストレッチング(以下,SS)とコントラクトリラックス(以下,CR)の治療前後の比較と両者の違いについて検証した。その結果,SS とCR ともに治療前後で有意に背屈角度が即時的に改善した。しかし,SS とCR の間には差が認められなかった。本研究のストレッチング方法を活用することは,一つの治療手段になる可能性がある。

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参考文献 (4)*注記

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