急性リンパ性白血病寛解導入療法中に発症した播種性ムーコル症の一例

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  • A case of disseminated mucormycosis during induction therapy for acute lymphoblastic leukemia

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<p>急性リンパ性白血病の6歳男児.寛解導入療法中にRhizopus microsporusによる播種性ムーコル症を発症し,消化管穿孔および多発膿瘍形成をきたしたが,外科的切除およびアムホテリシンBリポソーム製剤の投与により救命し得た.</p><p>ムーコル症は予後不良であるため,早期診断・治療を行うことが重要である.リスクファクターを有する患者においては,ムーコル症も積極的に鑑別に入れ,先制的なL-AMB投与を考慮すべきである.</p>

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