書誌事項
- タイトル別名
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- Surgical outcome and future direction of Japanese endoscopic thyroid surgery working group study
- ナイシキョウ カ コウジョウセン シュジュツ ワーキンググループ ノ セイセキ ト コンゴ ノ カダイ
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説明
<p>甲状腺・副甲状腺疾患に対する内視鏡手術が開発され,他の領域で内視鏡手術が次々と保険収載されるなか,医療行政変遷のため保険収載には至らなかった。2016年の診療報酬改定においてようやく甲状腺良性疾患や副甲状腺機能亢進症やバセドウ病に対して内視鏡下手術が保険収載された。内視鏡下甲状腺手術ワーキンググループ(WG)は2014年に内分泌外科領域における内視鏡下手術の先進医療Aを開始する時に設立された。2015年WGで臨床成績を検討し,通常手術と比較し安全性や有効性に遜色ない結果を示した。また,整容性に対する高い患者満足度や在院日数の短縮などの医療経済面への貢献も示す結果であった。それらの結果が評価され保険収載されたものと思われる。一方,甲状腺癌に対しては同様のデータであったが先進医療Aの継続となった。今後は保険収載に伴う問題や甲状腺悪性腫瘍に対する保険収載の課題など検討すべき問題が存在する。</p>
収録刊行物
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- 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
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日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 33 (4), 200-204, 2016
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205425989504
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- NII論文ID
- 130005303588
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- NII書誌ID
- AA12566955
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- ISSN
- 27588777
- 21869545
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- NDL書誌ID
- 027805559
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可