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- 間島 永太郎
- 岡山醫科大學三宅外科教室
抄録
58才農夫を胼胝性胃及び十二指腸潰瘍にて手術中,多發性空腸憇室約17個を發見し,これが文献的考察を加へたり.尚患者は痩削し本症の發生と因果關係を有するが如し.憇室症状としては自他覺的に認めず.數次にわたるX線造影も極めて不定なりき.但し憇室數の多きこと,胃十二指腸潰瘍の合併せること,發見年齡の若きこと等は本邦中稀有なる1例と思考す.
収録刊行物
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- The Journal of the Japanese Practical Surgeon Society
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The Journal of the Japanese Practical Surgeon Society 9 (5-6), 78-84, 1949
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205429950080
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- NII論文ID
- 130006916647
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- ISSN
- 21892067
- 03869776
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可