273. A FOSSIL PALM TRUNK FROM KANAZAWA

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抄録

さきに金沢兼六園にある竹根石を調査し, これをヤシ類の幹と根の化石であることを組織学上から鑑定してPalmoxylon Maedae と名付けた.この化石の由来に外来説があるが確かな根拠がなく, 筆者はむしろ内地産と考えていた.果せるかな, 金訳の浅野川の河床から新しいPalmoxylonの破片が発見せられたが, この新化石は組織学的にP. Maedaeに非常に似ているが別種であるので, これをP.kagaenseと命名する.恐らく浅野川上流の緑色凝灰岩 (中新世) に含まれたものが流れて来たものであろう.昭和28年8月常盤園下の砂礫中から来国飽君の採集したもの.

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  • CRID
    1390001205431764352
  • NII論文ID
    130005467020
  • DOI
    10.14825/prpsj1951.1955.19_85
  • ISSN
    21860963
    00310204
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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