943. 万田層群産中期始新世十脚甲殼類

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タイトル別名
  • 943. FOSSIL DECAPOD CRUSTACEANS FROM THE MANDA GROUP (MIDDLE EOCENE), KYUSHU, JAPAN
  • 万田層群産中期始新世十脚甲殻類〔英文〕
  • マンダソウグンサン チュウキ シシンセイ ジッキャク コウカクルイ エイ

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説明

福岡県大牟田市勝立に分布する中部始新統(沖ノ島階)万田層群勝立層より産した3新種を含む5種の十脚甲殼類化石を記載する。それらは, Eucalliax yoshihiroi sp. nov.(スナモグリ科), Prohomola japonica (Yokoyama) gen. nov.(ホモラ科), Raninoides nodai sp. nov.(アサヒガニ科), Protunites kattachiensis sp. nov.(ガザミ科), Branchioplax pentagonalis (Yokoyama) comb. nov.(エンコウガニ科)である。Raninoides, Portunites, Branchioplax属の存在は, 万田層群の十脚甲殼類ファウナが, 古生物地理上, 始新世における西部・中部テーチス地域の十脚甲殼類ファウナと関連があったことを示す。

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参考文献 (32)*注記

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