カンジダ食道炎を伴った良性食道狭窄の1例

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  • A case report of benign esophageal stricture with candida esophagitis

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説明

症例は57歳男性。2005年6月咽頭部違和感にて当院耳鼻咽喉科受診し,口腔内カンジダ症と診断された。7月消化管精査の為,上部消化管造影と内視鏡を施行した。検査では胸部食道に約12cmに渡る全周性の狭窄を認めた。胸腹部CT上明らかな悪性所見なく,狭窄部の繰り返し施行した生検ではカンジダ食道炎の所見のみであり,糖尿病以外明らかな基礎疾患なく,画像検査を含めた1年半の臨床経過より良性食道狭窄と考えられた。

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