内視鏡所見の改善を確認しえたCronkhite-Canada症候群の3例

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  • Three cases of Cronkhite-Canada syndrome confirmed those improvements in endoscopic findings

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当院で経験したCronkhite-Canada症候群(以下,CCS)3例の臨床経過,内視鏡所見の経過の検討を行った。主訴は下痢,舌炎,皮膚色素沈着などであった。上・下部消化管内視鏡検査で胃,十二指腸,終末回腸,大腸に大小不同の発赤調のポリープの密在を認め,CCSと診断した。3例とも高カロリー輸液,PSL,抗プラスミン薬で加療し,2例は5-ASA製剤(メサラジン)の投与も行った。治療後に全例で臨床所見の改善と内視鏡でポリープの縮小・消失を確認しえたので報告する。

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