胃有茎性ポリープ切除時留置スネアが結紮不能となり治療に苦慮した1例-留置スネア仮締め法に関する一考察

DOI Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • A case of polypectomy against gastric pedunculated polyp by use of detachable snare : a study of method of fixing stalk of polyp before ligating by use of datachable snare

この論文をさがす

説明

有茎性ポリープを切除する際に留置スネアを使用し基部を結紮することは止血予防処置としては非常に有用であるが,適切な部位で結紮するための仮絞め法により切除に難渋した症例を経験した。チューブシース内にシリコーンゴム製のストッパーが存在する状態で操作ワイヤを引くと,摩擦によりストッパーがスライドしなくなることがあるため,ストッパーを確実にシース外に出してから助手と協調しての結紮法を行うべきである。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ