堆積スラリー法による海水からのウランの回収プロセスのコスト・エスティメーション
書誌事項
- タイトル別名
-
- Cost Estimation for Recovery -Process of Uranium from Seawater by Deposited Slurry Method
抄録
堆積スラリー法による海水からのウランの回収プロセスのコスト・エスティメーション<BR>山本龍也, 高瀬久男, 福岡文雄<BR>堆積スラリー法による海水からのウランの回収コストが研究室規模の実験と理論的計算及び有効なデータに基づいて見積られた. 吸着率と海の深さは, 液側抵抗と粒子内拡散の両方を考慮した海水中の吸着剤へのウランの吸着速度により決定された. 海水中への吸着剤の損失と, 海底でウランのリッチな堆積スラリーを集めるための設備に関する最適化が非線型問題の場合における直接探索法を用いて議論された、吸着剤からのウランの溶離に使われた重炭酸ナトリウムの回収コストが電気透析装置を用いた小さな規模の実験から見積られた. 電流の間かつ的な逆転がスラリーからの溶離剤の回収を可能にする. スラリーの脱塩のための遠心分離とシックニングのコストが議論された. ウランの2次濃縮のためのイオン交換膜法のコストが, ウランの吸着と溶離に関する実験より見積られた. ウランの合計回収コストが種々の経済的制約条件のもとで計算された.
収録刊行物
-
- Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan
-
Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 39 (1), 3-18, 1985
The Society of Sea Water Science, Japan
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205450704128
-
- NII論文ID
- 130004674877
-
- ISSN
- 03694550
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可