大阪湾奥部における自律的環境修復を促す護岸付帯式海岸構造物の機能評価

  • 三好 順也
    National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)
  • 上月 康則
    Institute of Technology and Science, The University of Tokushima
  • 村上 仁士
    Research Center for Management of Disaster and Environment, The University of Tokushima

書誌事項

タイトル別名
  • Function Assessment that the Structure Incidentals to Seawall for Spontaneous Environmental Mitigation in the Innermost Region of Osaka Bay
  • オオサカワン オクブ ニ オケル ジリツテキ カンキョウ シュウフク オ ウナガス ゴガン フタイシキ カイガン コウゾウブツ ノ キノウ ヒョウカ

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説明

最も汚濁の進行した海域の一つである大阪湾奥部の尼崎港において, 直立型海岸構造物の自律的環境修復を目指した棚を付帯したような形状を持つ実験構造物を考案, 設置し, その機能について約2年間の現地調査を行った. その結果, 実験構造物棚上は, 直立護岸海底に比較して堆積物食生物は5.3倍, 肉食生物は1.8倍多く生息しており, 壁面から負荷される二枚貝の糞を含んだ沈降物や脱落した二枚貝は, 実験構造物棚上に受け止められ, これらの生物によって摂餌, 分解されていると推察された. この効果は, 負荷される有機物により消費される酸素量を低減することができ, 持続的に港湾内の環境を改善するように作用することがわかった.

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参考文献 (10)*注記

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