鉄筋コンクリート造建物の構造診断要領

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  • Practical Method of Structural Diagnosis of Reinforced Concrete Building

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既存建物の膨大なストックを背景として, わが国ではここ十余年の間に建物診断の需要が急速に伸びてきた。しかも当初の事後保全的な対応から, 計画的な予防保全あるいはファシリティマネジメントとしての役割も期待されるようになっている。ここでは, もっとも一般的な鉄筋コンクリート造建物を対象として, 調査項目, 診断手順, 診断の要領等の診断方法の概要を述べた。診断技術としては, 鉄筋コンクリート躯体と床スラブの現地調査法を解説し, 構造体に関しては, 耐久診断と耐震診断の要領を述べるとともに, 振動試験を利用した耐震診断の実施例と非破壊検査の最近のツールを紹介した。

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